頭痛の場合、腫瘍や外傷などを西洋医学的にまずはっきりさせることが重要です。
突然起こった激しい頭痛、今までに経験したことのないような痛み、吐き気や目眩、意識障害、しびれなどをともなう場合は、脳血管の重篤な障害を疑い、頭痛専門外来を受診しなくてはなりません。
検査で異常がなければ、原因は体質にあります。
慢性的な頭痛は、漢方薬によって根本から体質改善することをお勧めします。
漢方の頭痛薬は「痛み止め」ではなく、「痛みが起こらない体にする」という考え方です。
頭痛の漢方薬は、ストレス、イライラ、不安、冷え、のぼせ、むくみ、不眠、生理不順など、頭痛のほかに伴う症状や心の問題がある場合は、特に有効です。